日本と香港の年金の違い

こんにちわ、TnYです!!

 

ついに日本では、将来、年金制度の崩壊が

囁かれ始めました。

 

正直、私も15年以上前に香港駐在を

経験して、日本の将来がどうなるのか、

不安に思ってたんです。

 

なので、正直年金は昔から当てにせず、

自分のことは自分で守らないと、という

考えを持ってました。

 

年金は当然払い続けましたが。

 

この考えを持ち始めたきっかけは

香港駐在です。

 

香港では、2000年からMPF制度が

導入されました。日本でいう年金制度と

似たような制度です。

 

それまで香港では、保険の積み立てや

不動産投資等で自分の身は自分で守るのが

当たり前でした。

要は自己責任で老後管理することが

必要でした。

 

MPF制度とは、給与の最低10%を

信託会社(自分で決める)に積み立てを

強制した制度です。

 

会社が5%、個人が5%づつを

当人の個人資産として、運営する制度です。

但し、給与額に応じて上限が設けられてます。

会社、個人、1,500香港ドルづつが上限で

合計3,000香港ドルが上限額となります。

 

65歳迄は、引き出すことが出来ません。

転職をした場合は転職先の会社に引き継がれ

ます。

 

但し、「もうこれから先、香港に

住むことも、働くことも有りません」

という誓約書を政府に提出し承認を

得て、手続きすれば65歳にならなくても

途中で引き出せるそうです。

 

私は、香港上海銀行にMPF口座を

開設し、会社から1,500香港ドル、

個人から1,500香港ドルを毎月積み立てて

ます。

 

面白いのは、ただただ積み立てる

だけではなく、信託会社の

サービスを使ってこの積み立て金の

運用が可能なことです。

 

私は、面倒臭かったので、スーパーセーフと

呼ばれるサービスを利用し、増えもしないし、

減りもしない、というサービスに加入

してます。

 

香港人は、ハイリスク、ハイリターンの

サービスを利用してMPFの積み立て金を

運営している人達が多いです。

「めっちゃ減った!」という声も聞いたこと

あるし、順調に増やしている人も

中には居ます。

但し、先程も記述したように、65歳まで

は、引き出せません。

 

これがきっかけで資産運用を勉強して

投資マインドを身に付けました。

 

ただ年金を個人資産として運用出来るなんて

さすが金融都市 香港です!!