香港デモ 催涙弾の恐怖

こんにちわ、TnYです!

 

香港のデモは日々過激になってます。

学生(デモ隊)は火炎瓶で警察の催涙弾や

ゴム弾に応戦してます。

 

先日家に帰る途中、ユンロン(香港北部)で

デモ隊に出会しました。

彼らは、メイン道路にブロック塀を置いて、

物を燃やして完全に道路を遮断してました。

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周りの住人や帰路に着く会社帰りの人達も

周辺に集まり、「香港に自由を!」と

叫びながら、周辺一帯が反政府、反警察の群衆

で埋まっていきました。

 

そこに消防士が到着し消火活動開始。

デモ隊は消防士に対して危害は一切

加えません。

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私も危険を感じ、その場から離れて

サイドロードに移動し、家に帰ろうとした時、

そのサイドロードから意表を突いて警察官が

突入してきました。

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一人の警察官が歩み寄ってきて、この場に

留まるよう指示されました。私の周りには

帰路に着こうとしていた高齢のお爺さんや

お婆さんも居ました。

 

するとメインロードで防波線を張って傘を

重ねて応戦するデモ隊に向けて催涙弾が

連続で放たれました。デモ隊と警察官の

距離は約300mくらい。私達と警察官の

距離は約50mくらい。

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ところが!!!

突然警察官が私達に向けて催涙弾を発射!!

私の横には高齢者も居て、しかも私も含み

マスクなどせず無防備な人達ばかりでした。

 

一発、二発と催涙弾を発射され、私達も

パニックになり、取り敢えず脇道を高齢者の

お爺さん、お婆さんと共に走って逃げました。

皆、警察に対して、「私達は一般市民なのに、

警察の・・・!」と叫びながら!…

 

逃げてる途中も目の前に催涙弾三発が着弾。

皆、もろに煙を吸って取り敢えず走り続け、

警察が視界から消える更なる脇道に

入りました。

咳をする者、目を押さえている者、気分が

悪くなってしゃがみ込む人達で一杯でした。

結局、無防備で明らかに一般市民である

私達に6発の催涙弾が撃ち込まれました。

今の催涙弾はイギリスが香港警察への提供を

拒否した為、中国製が使われており、

中には着弾して煙を発しながら発火する

催涙弾も目の前に転がってました。

致死性も有り非常に危険です。

しかも車道が有るにも関わらず私達が

逃げている歩道に向けて発射されており

信じられません。

 

私も目が痛くて開けることが出来ず、また

喉も痛くて動けませんでした。

 

するとデモ隊である一部の学生達が我々に

向かって走ってきてくれ、水や目薬で全員の

目を洗い流してくれました。

そして水を渡され、うがいをする様に言われ

気分が悪くて歩けなくなった人達の介護を

率先しておこなってました。

 

私もようやく目が開けれる様になりましたが

15分程は、未だ目、喉に違和感が有りました。

立ち去る際にも、次から次へと学生達が

歩み寄ってくれ、

「大丈夫ですか?」

「水要りますか?」

「目薬を差しましょうか?」

と声を掛けてくれました。

 

周りには警察に対し怒りを爆発している

被害に遭った一般市民が大勢いました。

 

香港に来られようとしている皆さん、

今一番危ないのは、警察官です!

中国警察も香港警察のユニフォームを着て

混ざっており、証拠映像も残されてます。

 

恐らく、歩み寄ってくれた警察官は香港警察

で、催涙弾を発射していた警察官達の中には

中国警察も居たかも知れません。

 

なんせ、めちゃくちゃです!

職権乱用です!

力で捻じ伏せようとすればする程、

学生、市民は怒りを覚えます。

 

政府、警察が一旦冷静になって、学生や市民の

目線で物事を考えない限り、この騒動は

収まらないと私は思います。