香港のデモ (後編)
こんにちは、TnYです!
香港デモに遭遇した体験をこの(後編)で
お伝えします。
気分転換の為、九龍島サイドのハーバー沿いに
あるスタバで海を眺めながらリフレッシュを
満喫する予定が…☕️☕️☕️
12:30からの、コーヒータイム!…をゆっくり
満喫しようとパソコンを開けていると
13:15に店員から店を閉めるということで
退店を促され、「えっ!?何でっ」と不思議に
思いつつ、同様に不思議そうな顔をした多くの
西洋人観光客と一緒に退店。
その後、ハーバー沿いをウォーキング🚶♂️🚶♂️
ハーバー沿いの「K11 Musea」という
最近オープンしたモールを初散策…
すると外から拡声器を通した声が…
外の広場に出てみると人集りが…
今、香港では「マスク着用禁止法」が
発令されており、マスクを着用すると
逮捕されるという法律が緊急法として
発令され、このことに対する抗議も
凄いんです。
警察官も集まってきました…
すると、マスクをしている学生目掛けて
警察官が駆け寄り、連行します。
ただ、周りには50代、60代と思われる
多くの人もマスクをして参加しているのですが
何故か学生に駆け寄っていくんです。
これに対し周りから更なる猛抗議が
始まります。人々も集まってき、更には
警察官も集結し始めます。
これだけの人が集まってしまい
警察に対し猛抗議を始め、それに対し
警察も興奮状態で応戦し始めました。
広場は警察官とデモ隊で埋め尽くされ、
私はアメリカから来た観光客のカップルや
他の観光客と端の方で眺めてました。
既に地域は包囲網を張られていて、
観光客もそこから出られない状況でした。
すると、突然後方から警察官が催涙弾を
群集に向けて2発発射し、私の前15mの
所に着弾、観光客も居る最も密集した
場所です。「何を考えてるんだ」と思った矢先
学生が来て「これを着けて下さい」と
マスクを手渡されました。アメリカ人カップル
とマスクをした瞬間、大勢の警察官がデモ隊を
追い掛ける形で一斉に走り出し、
周りは大混乱。私達は逆に警察官が向かってくる方向に歩いて、安全な場所を求めて移動
しました。
すると大通りで更に催涙弾が数発発射され、
大通りで警察官とデモ隊の追いかけ合いが
始まりました。
私達もその場を離れようとしたのですが、
警察官に「向こうから」行く様に指示され、
そっちへ行くと、「向こうへ」、と言われ
結局その場から動けない状況となりました。
デモ隊は、大通りの中心地へ移動。
私達も結局他のルートが閉鎖されている為、
そちらに移動するしかなく、またそこで
警察官とデモ隊の駆け引きを見学してました。
デモ隊により道路を閉鎖されたバリケードを
撤収しに行く警察官。
警察官が脇に寄せたバリケードを再び戻す
デモ隊。
結局、ここでは睨み合いが続きましたが、
衝突も無く、ようやく道も開放されたので
その場から脱出し、広場の方へと戻りました。
すると、先程広場に向けて放たれた
催涙弾が学生を命中し、負傷した学生が
担架に乗せられて、救急車で運ばれる
ところでした。周りの群集が警察に対し
「暴力警察!」と罵倒を浴びせてました。
今回現場で学生数名とも話し、しみじみと
感じたことは、非常に純粋な気持ちで
香港を良くしたい、守りたいと
思っていること。また警察に対する暴力への
不満。「同じ市民とは思えない」という
警察に対する不信感が相当募っていること。
羽目を外して店舗や駅を襲撃する学生は
一部の様で大半は非常に純粋な気持ちで
抗議していると感じました。
ずっと観ていて、50代、60代の男性や女性と
20代、30代の刺青を入れた男性達が主に警察に
対して面と向かって熱く抗議しており、
その数も非常に多く、逆に学生を煽っている
印象を受けました。
また警察の初動も日本では考えられないと
いう印象です。
警察もデモ隊を煽っている感有り、と感じ
ました。
最後に警察官に「Tired ?」と話し掛けると
「Very hot」と普通に返してくれたのも
印象的で、プレスの居ない場所だと
警察官もリラックスしていた姿が
印象深かったです。
それにしても何とか平和的な解決策を
見出さないことには、香港経済も
ガタガタになってしまいます。😔😔
いつまで続くのか全く先が見えません…